セリカ魂

初代セリカに乗りたい!思い立ってスタートしたノンビリ旧車ライフと呟きの備忘録。

熱狂を生む技術者たち

7月10日(金)
呑気にしていたらトヨタ博物館の企画展「熱狂を生む技術者たち '80-'90年代 日本のクルマとオートバイ」が終了間際なので慌てて行って来ました。エントランスにはトヨタAC型乗用車(1947年)とトヨタAB型フェートン(1938年)を展示。

快適な環境で素敵なクルマたちを鑑賞。

そうして文化館へ。

入口からテンション高い。我々世代にはドンピシャな企画展なので見逃せません。

飛び出す絵本みたいな光景で昂る!

RZV500R(1984年)とFCサバンナRX-7(1985年)による公道バトルをイメージした展示。白線のタイヤ痕までもリアル。

2ストでV4で500ccの公道モンスターバイク。当時はNS400RやRG500Γなど化け物だらけで実に面白かったなぁ。どれも自主規制で馬力を抑えていたけど吸気や排気を社外品に変えたらフルパワーになりました。

FCは未来的っていうか924的っていうか、でも頭文字Dで一気にステータスが上がりました。

80スープラ(1993年)はトヨタにしては尖ったクルマだったけど何となく重そうなイメージでイマイチだと思っていた。でもワイスピをきっかけに再評価されましたね。

モノクロ写真に添えられたキャッチコピーが熱い。

ユーノスコスモ(1990年)の3ローターには驚いた。スポーツカー然としていない落ち着いたクーペスタイルで上品な印象だけど、いかんせん燃費が最悪って評判しか聞こえてこなかった。

R34スカイラインGT-R VスペックⅡ(2000年)はR33の好き嫌いが分かれるデザインから改善された印象。R32<R33<R34と走りの正常進化を続けたのが凄い。

グッと来る言葉だな。

レガシィツーリングワゴンGT-B(1997年)は人気を博した初代に比べたらインパクトは薄かった。でも確実にステーションワゴンのステータスを上げてくれた中身が良いクルマって印象。しかも四駆で速い。

NSX(1991年)は何と言ってもオールアルミボディに驚いた。F1で1988年に16戦中15勝を成し遂げたホンダパワーのイメージが強くて、それに比べたらパワーが物足らない印象。

時代を代表する日本の名車たちは見応えあった。

こちらにはオートバイが並んでいます。

VFR750R(1987年)は型式のRC30の方が有名でしたね。リアの片持ちアームやチタンコンロッドなど文字通りレーサーレプリカでした。でも展示車の白色はいかんよ。ベースのVFR750F(RC24)が限定解除で何度も通った平針試験場の試験車だったり、よくお世話になった白バイだったりと、ほろ苦い記憶を呼び覚ますので白色はいかんよ。

CBR900RR Fireblade(1992年)は750ccをベースにしているのでとにかく軽量コンパクトで、それでいてリッターバイク並みのハイパワーエンジンを搭載。大排気量至上主義の時代に新たな方向性を示したホンダの意欲作。

CBR1100XX Super Blackbird(1996年)が300km/hを標榜して登場したのは衝撃でした。アウトバーンを200km/hで巡行できる高速ツアラーで、フェラーリやポルシェが挑んで来ても軽くぶっちぎるなんてロマンだ。

YZF-R1(1998年)もファイヤーブレード同様に軽量コンパクトなボディにハイパワーエンジンを組み合わせたワインディング最強種族。でも個人的にはFZR1000を頂点に、以後はレーサーレプリカへの興味は下がってしまった。

GSX1100S KATANA(1984年)は様々な伝説を生んだ印象深い一台ですね。バリ伝でも強烈なインパクトを残してくれました。しかも展示車はツーリングチームにも居た赤カタナだったので感慨深かった。

GPZ900R(1984年)はNinjaの愛称と共にトップガン登場車として人気でした。当初は国内販売がない輸出専用車で、ショップによる逆輸入が一般化する先駆けとなった一台でした。

ZZ-R1100(1990年)の速さは半端なかった。クラブのツーリングで高速道を走った時に160km/hでコーナーに入ってV-MAXのヨーイングを必死で抑えていると、アウトからオンザレールな走りでZZ-Rに抜き去られた。きっとコーナリングだけでなく直線番長のV-MAXをストレートでも凌駕したであろうモンスター。

GSX1300R Hayabusa(1999年)が世界最速の座を奪還するなどパワー競争に明け暮れていた時代でした。着実なアップデートで常に世界のトップ争いを続けて来た名車。意外とツアラーとしての実力も備えている印象。

並んだ8台は乗った事がない車種ばかり。でも登場から伝説になるまで共に時代を過ごしたので思い入れが強くて見応えありました。

一番奥のコーナーはシグナルグランプリを再現?

VMAX(1990年)は乗っていたので感慨もひとしお。ただこの展示車は国内仕様モデル。輸出仕様と決定的に違ってバタフライバルブが備わっていない。エンジンの回転数が上がると各バンク用の2つのキャブレターが直結され、2基がけで燃料が供給されて暴力的な加速を生み出すのに残念過ぎる。フロントタイヤが浮くほどの急発進もクラッチミートが下手なだけでは?

速度メーターも180km/hまでしか刻まれていない。

それでもシグナルグランプリならそれなりに速いのかな?

四駆のGTOのスタートダッシュも凄そう。

青春時代を共に駆け抜けたクルマやバイクを眺めていると、あの頃を思い出して懐かしい気持ちになりますね。良い企画展でした。

文化館の展示もゆっくり見学して行きます。

リニューアル後のお洒落になった図書館は初めて。奥に漫画も継続して置いてくれていました。

帰りにイオン長久手に寄ってベンケイでブールを購入。グルマンのあの絶品ブールをパク・・オマージュしたようなパンでそこそこ再現されています。